『英語を本当に話せることを追及したレッスン』
現在の日本人にとっての英語とはコミュニケーションの道具としての側面と学習学問としての側面の2つがあると思います。「英語を話すことが出来るようになる」というのが目標なのですが「学校の勉強(受験英語)」としての英語も必要なのです。これまでの日本の英語教育は学習英語を身につけるという意味での英語を意識したもので、ある意味で大学受験合格がゴールであったと言っても過言ではないでしょう。
しかし、これからは英語でのコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力が問われる時代に変わっていきます。2020年から、小学校での英語教育が必修化されます。中・高・大と英語試験の見直しも検討され、英会話(スピーキング)力の重要性が高まっています。新型コロナウィルスの終息が近づきつつある2023年訪日外国人も回復傾向の中で、特にこれからの社会を生きる世代にとって英会話力は単に世界の人々と繋がるたけでなく、自分の可能性を広げる重要なツールの1つになると思っています。
ただ「どうしたら本当に英語を話すことが出来るようになるのかが分からない」という悩みを抱いている方が多いと思います。以前は私もそうでした。大人になってからでも本当に英語を話すことが出来るようになるために、当スクールではどの様なやり方が良いか日々追及しながら生徒さんのレベルにあった方法でレッスンを進めています。
『ネイティブによるフォニックスとは』
世の中には「英語を話すため」の様々な方法や書籍が紹介されていますが、英語を話す上で先ず最初に必要なのが『フォニックス』です。ネイティブの人たちは英語を学ぶために必ずフォニックスと呼ばれる発音のルールをまだ幼い頃から学んでます。日本人にはこのフォニックスという言葉自体も余り知られてませんし、そのやり方も当然わからないのです。例えば、A・B・Cのアルファベットをエー・ビー・シーと読むのはあくまで記号としての読み方で、実際の言葉(単語)としての発音方法とは異なります。ネイティブの子供たちは先ずフォニックスを繰り返し聞き、発声することで発音の基礎を身に付けていきます。そして、単語や会話を聞いて話す(真似する)ことを繰り返すことで徐々に話すことが出来るようになり、読み・書きを覚えていくのです。このネイティブの人たちが辿ってきた過程を、当スクールでは実践しています。この過程は実は私たち日本人が生まれてから現在、日本語を話すことが出来るようなるまでの過程と基本的には同じ方法なのです。そう考えるとハードルが少し低くなりませんか?ただ、日本人(日本語が母国語の人)がフォニックスを正確に教えるというのはかなり難しいので、当スクールではネイティブ講師にこだわっています。
当スクールの一番低年齢のキッズクラスですと2歳から3歳の生徒さんですが、その年齢の子供たちは当然英語を学習としてではなく、遊びの一環として捉えています。歌やゲーム等の遊びを通して英語の耳(リスニング力)を育てます。失敗や恥ずかしさを恐れず興味や関心の対象を広げていくことが出来る年齢なので、ネイティブ講師とも楽しくレッスンを行うことで、英語に対する苦手意識を抱くことなく英語を身に付けることができます。
小学生になると、英語を楽しむという側面と、学校の学問・学業としての側面がでてきます。フォニックスを覚えることはもちろん、英語のシャワーを浴びながらアルファベット(単語)を書いて文字と発音を一致させたり、文法を学んだりとレベルに応じてトータル的にレッスンを行っています。ネイティブ講師や生徒との英語での対話を通じ、英語を学ぶ事、話す事への苦手意識や恐怖感を減らしていくことも目指しています。
『英検、英検ジュニア取得を勧める理由』
小学3年生くらいになるとだいぶ学習することにも慣れてますので、当スクールでは英語の資格を取ることをお勧めしています。英語の資格というのは日本人に馴染みのある「英検」と呼ばれる試験です。最近は小学生に向けた英検「英検ジュニア」というリスニング専門のパソコンで実施出来るテストがあります。当スクールはパソコン教室を併設していますので、いつでも気軽に受験することが出来る環境を整えております。
資格を取ることの目的というのはいくつかあるのですが、1つ目は英語の習得度合いを把握することにあります。英語は話すものなのですが、家に帰ったお子様が学んだ英語を話す環境がほとんどないというのが現状かと思います。その為、保護者の方が「自分の子供がどれだけ英語ができているのか」を把握し難いのです。そこで英検なのです。英検には級があり、級毎で英語のレベルがどれくらいなのかを見える化することが出来ます。
2つ目は資格を取ることで当然合格、不合格の点数を意識しますね。良くても悪くても自分の英語の能力が客観的にわかるので、悪ければ「がんばろう」、良ければ「もっと上を目指そう」というモチベーションが育ちます。そういった思いから、当スクールでは資格、英検という一番日本で有名な資格を通して英語の学習面、モチベーション、進捗を図るために積極的に受験して頂いております。
また、当スクールのもう1つの特徴としまして、英検の準会場という当スクールの教室で一次試験の受験が出来る試験認定校になっているという点です。通常、英検というのは指定校といって、都内ですと大学や高校を貸し切って行う本会場で何100人という受験者の中で受験することになります。行き慣れない場所で受験することになりますので、アクセスの時間だけでなく生徒さんの心理的な部分でも負担は大きいかと思いますが、当スクールの慣れ親しんだ場所で負担も少なく、少人数で落ち着いて受験することが出来るということで大変ご好評頂いております。